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編集長の日記#10ーー「いま最も面白いUFO-ZINE、今回も濃厚特集!問答無用の面白さ」と『UFO手帖4.0』を映画秘宝で紹介していただきました。「BOOTH」にネットショップ開設。他

投稿日:2019/12/23 更新日:

映画秘宝でUFO手帖4.0紹介

映画秘宝 2020年 02 月号

最近ツイッターのタイムラインは、版元吸収合併による休刊で揺れる映画雑誌『映画秘宝』の話題でいっぱいです。つまり、この雑誌がそれだけ映画が好きな人の心に染み込んでいたということでしょう。私はそれほど映画に詳しいわけでなく、あまり良い読者ではないので偉そうなことは言えませんが、つるんとした映画雑誌が並ぶ書店の棚にあって、あきらかに他と違う異様な熱量を放射しているこの雑誌に、いつも畏敬の念を感じていました。そしてその熱量が、この雑誌の造り手の「思い」であることを知ったのは、わりと最近のことです。
最近はメディア状況の変化により、本や雑誌があまり売れなくなり、さらにあれこれ面倒くさい世の中になりました。多くの情報がネットに共有され、望みさえすればあらゆる情報を無料で得ることができる世界はある意味ユートピアかもしれません。でも、これは古い人間だからかもしれませんが、なんだか楽しみを一つ奪われたみたいな物足りなさ、そんなモヤモヤを胸に宿しているのも確かです。そんな世の中だからこそ必要な雑誌だと思うんですよね。だから、きっと何らかのかたちで続いていくだろうと信じています。
さて、そんな『映画秘宝』の最新号(2020年2月号/p106)で、「いま最も面白いUFO-ZINE、今回も濃厚特集!問答無用の面白さ」と『UFO手帖4.0』を紹介してくださっております。恐縮の極みです。
『映画秘宝』には2017年7月号で最初の創刊号を紹介して頂き、それからずっと紹介していただいています。

 

「BOOTH」にネットショップ開設

これまで「BASE」のネットショップのみで購入可能となっておりましたSpファイル友の会の刊行物ですが、このたび「BOOTH」にもネットショップを設けさせていただくことになりました。

「Spファイル友の会」BOOTHオンラインショップ

 また、実際に手にとって内容を確かめたいという方は、中野ブロードウェイにある特殊書店「タコシェ」さまで扱っていただいておりますので、お近くの方は是非お立ち寄りください。

中野ブロードウェイ「タコシェ」

 

笑う金色ドクロ

内容をなんとなく知りたいけどネットで買いたいという方は、UFO手帖寄稿者でもある金色髑髏さんのブログ「笑う金色ドクロ」で『UFO手帖4.0』の内容が紹介されていますので、ぜひ御覧いただきご検討ください。

その1 | その2 | その3

 

今後の予定

というわけでSpファイル友の会は、これからも続けさせていただく方向で。ほぼ自分自身のために、ここに今後の予定をまとめておきます。

1)ボンヤリ考える会(2月)

これは完全に内輪のはなしでイベントとかそういうのじゃナイです。2月あたり、秋葉原あたりでまたちょっと集まって次号『UFO手帖5.0』やSpファイル友の会のことをボンヤリ考える場が設けられたらと考えています。

2)かっぱちゃん本(仮名、4月刊行)

まず、Spファイル友の会として刊行が決定しているのは、いつもUFO手帖の表紙を担当していただいている窪田まみさんの4月に行われる個展にあわせてつくる予定の「かっぱちゃん本」があります。現在、原稿をまとめて本の仕様を窪田さんと共に検討しています。

話はちょっと変わりますが、今後『UFO手帖』の他に単発の書籍を刊行していきたいと思っていて、この本がその第一弾になる予定なんですが。で、このような形式の刊行をするにあたって現在の「本」の状況を考えたのが、もう読むだけだったらnoteなり電子書籍なりPixivなり、つまりネットで十分ということ。そんな状況の中で「紙の本」は衰退していくだけなんだろうか?と考えていた時、偶然にも練馬区立美術館で開催されていた「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」と、日比谷図書文化館で開催されていた「鹿島茂コレクション アール・デコの造本芸術 高級挿絵本の世界」を観まして、どちらもブックデザインに関わる展覧会なんですが、特にアール・デコの時代の凝りに凝ったテイストフルな高級挿絵本の世界に心奪われまして、その後立ち寄った書店の本がなんと味気ないものに思えたことか。。。で、で、こういうことなんだろうなと思ったわけです。つまり紙の本は、それを持っているだけで特別だと思わせる何かが必要になるだろうなと。なんか、そういうテイストを盛り込んだ本をつくっていきたいと妄想している最中ですよねー。「ネットで読める」に勝たなくちゃと。

3)まんだらけ「ありある」参加(5月6日)

しまゆー文庫さんと一緒にまんだらけ主催のスピリチュアル展示即売イベント「ありある」に参加します。『資料性博覧会』と同日同会場(中野サンプラザ)開催とのことなので、そちら観覧の後にでも、怪しげな世界に迷い込む気分でお立ち寄りいただければと。500円の入場料が必要です。

まんだらけ「ありある」

4) 「コミティア132」参加(5月17日)

窪田さんの漫画もありますし、まだ決定ではありませんが、コミティアにも参加してみる予定です。コミティアはほんとみんな漫画買いにきているからUFO関係はぜんぜん売れないんですけどねー。
申込みは「2020年1月21日(火)~ 2020年2月18日(火)18時まで」と(メモ)

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