Spファイル友の会(UFO手帖出版)は、新刊『さみしいUFO: Cry for Flying Saucer』を刊行し、文学フリマ東京41に出店します。
2025年11月23日(日曜日)東京ビッグサイト/南1-4ホール
配置番号:さ-70(南3-4ホール)
内容
UFOは、いつも“ひとり”のときに現れる――。
夜の牧場、郊外の道路、犬の散歩道。誰もいない場所でふと出会う奇妙な光景を、ひとつひとつ拾いあげたのがこの本です。
パンケーキを焼く宇宙人、犬をほしがる宇宙人、そして「火がほしい」とスクリーンに表示するUFO。世界中の実在報告をもとに、どこかユーモラスで、どこか切ない〈遭遇の断片〉を独自の視点で再構成。添えられた生成AIによるイラストが、静かな不思議さをさらに際立たせます。
『さみしいUFO』は、恐怖や信仰ではなく、〈孤独と観測〉という人間的なテーマからUFO現象を見つめ直す試みであり、静かで、少し笑える、UFOの新しい捉え方です。
著者が2018年に発行したコピー本『さみしいUFO。』と、これまで『UFO手帖』に書いた原稿を大幅に改訂した140ページの新版です。
新刊『さみしいUFO: Cry for Flying Saucer』目次
著者:秋月朗芳(アキヅキロホウ)
出版:UFO手帖出版
まえがき
【さみしいUFO】
ひとりUFO。
イーグル・リバーの変人。
UFOと、さみしい死体。
死体生物としてのリトル・グレイ。
主観的な宇宙。
クレクレ行動。
犬の事例。
ハロルド・ダールの犬は海に埋葬されました。
ボーが恥ずかしがり屋なので、誰も彼を見ることができないと言った。
ミシンのセールスマン、ブレイクダウン。
ブリキ絵。祈り、円盤。
黒人の宇宙人。
【もっと、さみしいUFO】
宇宙に連れていくには、歳をとりすぎていた。
宇宙につれていくには、太りすぎていた。
すべての色のサム。
極端に孤独な場所で。
ポール・ヴィラの円環。
ママね、宇宙人と愛し合って、子供が他の惑星にもいるの。
グレベニコフの昆虫飛行装置。
宇宙人はストロベリー・アイスクリームがお好き。
UFOによって、失われたものたち。
時計円盤の幽霊。
あとがき


UFO手帖7.0
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