Spファイル友の会は、UFOエッセイ誌『UFO手帖2.0』を刊行し、第二十五回文学フリマ東京に参加します。
2017年11月23日(木祝)東京流通センター第二展示場(11:00~17:00)
配置番号(ブース番号):カ-70
2号目となる今回の特集は、「カタチ」から入るUFOです。
今回もお笑いから資料的価値のあるものまで幅広く取り揃えております。
20世紀を彩り、今なお不穏な輝きを放っている
目眩くUFOの世界を是非ともお手にとってご堪能ください。
『UFO手帖』専用のTwitterアカウントもあります。
@ufo_techo
表紙絵:窪田まみ
[ 特 集 ]「カタチ」から入るUFO | |
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円いUFO | |
ポール・ヴィラの円環 | 秋月朗芳 |
三角UFO | |
三角の波 | 秋月朗芳 |
四角いUFO | |
冷蔵庫型UFO | 花田英次郎 |
その他のUFO | |
化石のカタチをしたUFO | 馬場秀和 |
ブルーノ・ギバウディの奇妙なUFO | 秋月朗芳 |
Rotation Essays | |
【UFOと音】 | |
邦楽とUFO(~1987年) | |
J-POPとUFO(1988年~) | |
コラム『宇宙人とあんみつ』 | 新田五郎 |
洋楽とUFO | |
【UFOと漫画】第2回『 ドラえもんとUFO』 | ものぐさ太郎α |
【この円盤がすごい!】第2回 この円盤がすごい!1962年版 『リバリーノ事件』 | 花田英次郎 |
【アダムスキーみたいな人たち】第2回『ダニエル・フライ』 | ものぐさ太郎α |
【UFOと文学】第1回『UFOと短歌』 | 馬場秀和 |
【UFOと小説】第2回『美しい星』 | 雅 |
Series Essay | |
【古書探訪】第2回 李家正文『降る話』 | 中根ユウサク |
【シリーズ 超常読本へのいざない】第3回『核の誘惑――戦前日本の科学文化と「原子力ユートピア」の出現』 | 馬場秀和 |
【乗り物とUFO】第2回『幽霊飛行機の発達』 | ものぐさ太郎α |
【死後の世界の世界】第2回『ブレインストーム』 | ペンパル募集 |
【コラム】緊急報告 ぼくはUFOを見た! | 中根ユウサク&ジュニア |
【ブルーブックもつらいよ】第2回『フーゼンのルッペルト』 | 雅 |
【漫画】第2回『UFO写真展の思い出』 | 島村ゆに |
【読書感想文】第2回 森 達也『オカルト 現れるモノ 隠れるモノ 見たいモノ』 | ボーダーランド |
Oneshot Essays | |
キミもUFO探知機を作ってみよう! | 星野勝之 |
アーノルド事件は日本でどう報じられたか>――日本UFO 研究史( 空飛ぶ円盤からUFO へ) | 羽仁礼 |
新編・日本初期UFO図書総目録稿(1947-1975) | 有江富夫 |
カタチあれ。
「もの」には「カタチ」がある。UFO がこの世に誕生したのも、1947 年にケネス・アーノルドによって目撃された謎の飛行物体が空飛ぶ円盤(Flying Saucer)、つまり、コーヒーカップの受け皿のような、円くてひらべったいものだというカタチが与えられたからだ。
でも実際それは間違いだった。アーノルドは目撃した物体が 「水面を切って飛ぶ受け皿のような…」と、その飛び方を表現したにすぎない。その言葉をまるでカタチを表すかのように 「空飛ぶ円盤」と誤用されて新聞の見出しを飾り、かくして UFO は円盤となった。
そもそもが間違いなのだから、そこに収まるはずもなく、その後様々なカタチの UFO が空を賑わすようになった。ならば UFO にとってカタチとは何なのだろう?様々な UFO のカタチを見比べることによって、少しだけその解答に近ずいてみよう。
(特集「カタチ」から入るUFO ―より)