Spファイル友の会のUFOエッセイ誌『UFO手帖』創刊号の通信販売を開始いたしました。とても頑張ってつくったので(小並感)、手に取って読んでいただけると嬉しいです。既に文フリや通販で手にとって頂いた方、ありがとうございます。なんでもいいので、感想などをつぶやいていただくと喜びます。
BASE通信販売『UFO手帖』創刊号 https://spfile.thebase.in/items/4788476
今回はいつもの後払い方式の通信販売はやめて、簡単な登録と設定で自分のネットショップがもててしまうというWebサービス「BASE」を使ってみた。このサービスはひとつ越えなければならない大きな難関があるのだが、そこをなんとかすればネット少額決済サービスもここまできたかと思わせるシステムを使ってネットショップを運営していくことができる。
驚いたのは決済の種類が豊富なこと。クレジットカード、銀行振込、コンビニ払い、後払い方式まであって至れり尽くせり。入金はBASE側で管理され、すぐに自分の口座に振り込まれるわけではない。この辺にBASE側の収益のカラクリがあったりするのだがここでは詳しく書かない。でも、様々な方法の支払い状況を一つの画面で把握することができる利便性は計り知れない。この辺がすごい。
BASEに注文から入金管理までを任せ、格安な郵送サービスである郵便局の「クリックポスト」で発送という、ほとんどの手続きをPC上で完了できてしまうフローを個人で確立できてしまうことは、少し前ならば考えられなかったことで、日々の進歩に驚かされる。あとは昼休みかなんかに商品を近場のポストに投函するだけだ。
さて『UFO手帖』の話をしよう。まずこの本を刊行する「Spファイル友の会」は、2005年あたりから活動している、主に超常現象やオカルトに愛着のある、特にUFOへの造詣が深い人で構成されたサークルだ。このあたりまでは共通認識として言っていいだろう。ただこれ以上のことはかなり曖昧なものとなる。
僕がUFOや超常現象の同人誌を出したいと呼びかけたことが発端となっているので僕が代表であることは間違いないが、明確な会員制を取っているわけではなく、その時その時、作る本に参加してくれている人がメンバーといった感じ。だからずっと参加してくれている人もいれば、一回だけの人もいる。そういう緩いサークルだ。確かなのは過去に11冊の同人誌を刊行しており、この『UFO手帖』は12冊目の刊行物となること。
2005年からといえば、もうかれこれ10年以上たっていることになる。途中甚大な被害をもたらした震災や、様々な環境の変化(主に加齢)に翻弄されながらも10年あまりの長きにわたって活動を続けてこられたのは、きっと僕たちや読者の方々にとってUFOや超常現象といったものが、いまだ魅力的なものだからだろう。
AIだなんだと騒がれているこの先、シンギュラリティのようなことが訪れるような世の中になったとしても、これらの事象は下火になるとはいえ(すでにだいぶ下火だが)、なくなることなく我々と寄り添っていることと思う。また目立つことがなくなったとしても、何か別のものに生まれ変わって生きながらえている可能性もある。
それが良いことなのか悪いことなのか僕にはわらないし、ましてUFOや超常現象などといったものが、そのものズバリで「ある」かということはあまり期待できそうにないようにも思えるのだが、良くも悪くも、あろうがなかろうが、私たちは長い間それと共に生きてきたことは、どう足掻いても消しようがない事実。それがリアル(YO!)
このような立脚点にあることが、書く側にとっても読む側にとってもSpファイル友の会の最低ラインのコンセンサスだと思っている。つまり『UFO手帖』は、その立脚点からUFOや超常現象を、時には面白おかしく、時には真面目に扱う同人誌なんじゃないかと僕は考えている。
内容についてはまた後日。
Spファイル友の会の刊行物